2021.11.16
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公安警官からIAMプラクティショナーに転身の山本です。
IAMによって起こる変化を医学的・科学的に数値化可能なチャンスがあれば何でも試してみたいというのが我々の日頃からの希望ですが
昨年9月に駒川先生施術会とIAMご紹介セミナーを開催させてくださった都内港区の再生医療クリニック「クロエクリニック青山」(リンク)
の院長先生である高野医学博士より“あるガジェットが手元に届いたので、これでちょっと遊んでみないか”とのご連絡をいただき、早速駒川先生が上京していらっしゃるタイミングで小規模な実験会を企画させていただく流れとなりました。
高野先生には、先の施術会・セミナーなど日頃から多大なご協力をいただいているのみならず、
先に発売されました治療マーケティング協会による駒川先生のDVDプロモーションにおいても、ご多忙の中インタビューなど多大なご協力をいただいた先生です。
高野先生をそもそも初めて私にご紹介くださったA氏は
「高野先生はな!港区の歯科医の院長先生が通うカリスマ歯科医なんだぞ!」とご紹介くださったとおり、高野先生は実際、手術指導や講演などでも全国的にご活躍中のアクティブかつ形而上学的な事柄など、ちょっと不思議な世界に対する造詣も深い魅力的な先生です。
さて、そんな高野先生は昨年クラウドファンディングでスウェーデン製の「Mendi」というガジェットを手に入れたとのこと。
上記ページ動画によれば、これはゲーム感覚で脳をトレーニングするマシンですが、臨床グレードの技術が家庭用レベルに転用されたこの種の機器としては世界初とのこと。
Mendiがモニターするのは主に前頭葉の血流とその酸素濃度です。これによって、飽くまでMendiが判定した「適切な精神集中状態(前頭葉の血流の高い状態)」となりますが、
その状況の達成状態をモニターしポイント化してくれます。精神集中しているとポイントが増えていきますので、ハイスコアを狙ってゲームをしながら楽しくその状態をキープしていくうちに
そうした脳の状態を心身が作りやすくするという脳強化を狙ったトレーニング機器です。
高野先生によれば「ネットの風評など色々調べてみたが、とりあえずこれまでのところ評判も悪くないようだ」とのこと。ちなみに299ドルとのことで、臨床レベルの技術が利用されているわりに確かに家庭用としてお手頃価格です。
さて、実験です。
この機器は数分~10分程度の短時間、「精神集中状態」を計測・維持するというトレーニングマシンであることから、時間の都合上、とりあえず被験者のパフォーマンススコアをIAM前後において2分間ずつ計測してみることになりました。
当日は高野先生、駒川先生、A氏の他、丁度IAMプラクティショナーコース終了後の時間ということで、同日コースのサポートに入っていたプラクティショナーの方々(平岡氏、佐藤氏、石井氏)にお集まりいただきました。
最初に高野先生からのMendiに対する上記のような説明を受け、その際に全員2分間の測定を行いました。
この中で、この機器はやはりハイスコアを獲得する「コツ」があることが判明し、初めてMendi を行う人が、コツを掴むことでどのくらいスコアが上昇するかということも確認することができました。
参加者を仮称A〜G氏としますが、
例えば全くの初回のスコアが379 ptだったB氏が、頭の中心に集中する、あるいは壁を見て何も考えないようにする、などのコツを掴み、2回目に計測した結果は752 ptと2倍近くに急上昇しました。
事前に何度かMendi を試したことのあるA氏は初回から817 pt。
初回から871 ptとハイスコアを記録したD氏は試しにもう一度やってみたところ851 pt。微減ながら同程度のスコアを維持しました。
初回からややコツを掴んだとみられるF氏は792 pt。
このことから、自分のコントロールや努力で到達し得る上限スコアは700~800 pt台らしいということが推測されました(2分間の場合)。
ここで、いよいよIAMを受けてもらいます。
時間の都合から、駒川先生によるIAMを受けるのは4名に絞らせていただきました。
被験者にIAM実施中の状況。
IAM後の計測状況を見守る先生方と参加者の皆さま。
IAMから5-10分後に計測した結果は以下のとおり。
ちなみに最終結果はこのような画面で確認することができます。
※以下IAM前 → IAM後のスコア
A氏 817 pt → 1125 pt⇧(308 ptアップ)
B氏 379 pt・752 pt → 1073 pt⇧(321 ptアップ)
D氏 871pt・851pt → 682 pt
G氏 492 pt → 877 pt⇧(385 ptアップ)
つまり、単純にスコアに関して、4名中3名において300ptを超える大幅な上昇がみられました。
前述のとおり、これまで何度かMendiをやってみた方や、当日事前に2回やってみた方など、コツを掴み自己努力でカバーできる上限が7~800pt 台にとどまっていたことに照らせば
特にA氏、B氏が共にIAM直後に1000 ptを超えたことは特筆すべきでしょう。
更に、Mendi では、ハイパフォーマンス状態を維持した時間も計測されます。
これについては、
A氏 17秒 → 23秒⇧(6秒アップ)
B氏 21秒 → 37秒⇧(16秒アップ)
D氏 15秒 → 8秒
G氏 17秒 → 37秒⇧(20秒アップ)
と、4名中3名における上昇がみられ、特にB氏・G氏については20秒近くもの大幅な上昇がみられました。つまりIAM前の2倍近く精神集中時間が伸びたということになります。
これらは飽くまでMendi が前頭葉の血流をモニターした結果に過ぎず、人数も4名と極めて限定的な条件下での実験ですので確たることは言えませんが、それでもある程度興味深い結果を得る事はできたと思います。
昨年のIAMご紹介セミナーでもお伝えさせていただきました岐阜県内の学習塾における例として、ライオンあくびを行う児童のパフォーマンスの向上のご報告がございましたが
こうしたIAM/ライオンあくびによる学習や業績、スポーツなどにおけるパフォーマンスの向上を、ある程度実証する結果とみてもよいのではないでしょうか。
その他、当日のIAM施術では、駒川先生が現在研究中とする壁を使った手法
を取り入れていただくなど、常に我々の予想の先を行く駒川先生に皆で改めて驚くと共に、期待を膨らませたのでした。
この度は、貴重な機会をもたらしてくださった高野先生、そして快く応じてくださった駒川先生と遅くまでお付き合いいただきました関係者皆さまに心より感謝申し上げます。
ちなみにその日の慰労会は、当日最高スコアをマークした勝者A氏のおごりであったことは言うまでもありません(嘘です)🤣🤣🤣
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