2020.04.09
前回のブログで、ポイントの1つに
「力まず大きく、あくびのように、内側翼突筋が刺激されていることを意識」
と書きました。
では、内側翼突筋ってどこにあって、どうして重要なのでしょうか?
【内側翼突筋(ないそくよくとつきん)】
咀嚼筋の1つで、蝶形骨と下顎の骨を繋いでいます。
下顎を持ち上げる役割を担っています。
青い部分が蝶形骨で茶色い部分が内側翼突筋です。
横から見るとこんな感じ。
角度を変えて、後ろから見るとこう。
結構、平べったい筋肉で、青い骨(蝶形骨)と下顎を繋いでいます。
口を開け閉めする時にこの筋肉が動くので、
あくびの動作でこの内側翼突筋を通じて蝶形骨に刺激を送ります。
あくびの動作というのは、ストレッチをしていると考えてもいいかもしれません。
いわゆる顔筋運動ですね。
すると、緊張で固まっていた内側翼突筋と蝶形骨のつなぎ目が緩んで、
フワッと軽くなる瞬間があります。
この緊張が取れたかどうかが、
間脳を活性化させるための重要なポイントの1つです。
内側翼突筋の緊張が取れて蝶形骨が自由に振動を始めると、
間脳が活性化するだけでなく、様々なことが派生して起こってきます。
間脳が活性化したその先には、まだまだ色々なことがあるんですよ〜。
蝶形骨を自由にすることは人間の無限の可能性の扉を開くこと、かもしれません。