part1の続き
クライアント様が施術終了後、興奮MAXで
「施術後、横になって寝ている間、幼少期の記憶が強烈にフラッシュバックしたんです」。
と、どんな事か伺うと、
その方は家の末っ子。
お母様はその時既に40歳超え
昭和の真っ只中。
高齢出産はかなり珍しい事で、世間的にも
腫れもの扱いされる行為だったみたいです。
お母様は両親に
「なんで産んだの？」
「その年で子供なんて産まなければ良いのに」。
出産を否定的に捉え、心ない、嫌味を散々
お母様に浴びせていたようです。
自分には価値がない。
何をやってもクライアント様はそう感じ
精神がおかしくなるまでひたすら価値を高めようと高い志しを持ち、矛盾とりまく官僚の世界で
歯を食いしばって努め続けたそうです。
繰り返す葛藤、求めても求めても手に入らない価値
何か違うと思っても、何が違うのかもわからない。
その苦悩の果てに、IAMと出会い、自己内省を
繰り返しながら、復活した記憶。
クライアント様は興奮と歓喜と充足感に包まれて
おかえりになりました。
先輩達の臨床でこのような事が起こった事を聞いた事はありますが、
自分の臨床では始めてでしたので、
改めてこの治療の素晴らしさを体感しました。
間脳エネルギーの活性が高まると、
クライアント様の意識は自分に向かいます。
自分に意識を向け続けると、ふとした時に気づきが生まれます。
悩みが生まれる原因の一つに
過去の忘れてしまった記憶が関係していると
私は考えます。
私達は自分が思っている以上に受け入れる必要のないものを受け入れて生きています。
相手の評価や形容は深い意味を持ちません。
その人がそう思うだけで、あなた自身がそうなわけではありません。
自分がどう在るのか。
それを探求し、体現し、体現出来る方を増やしていく事が、私の治療家としての役目だと思っています。
最後までお読み頂きありがとうございます。
ただいま日本全国で出張施術会をしています。
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