山本亜以子 BLOG

2022.09.23

左脳ダウンとニルヴァーナ体験、そしてIAM(Ⅳ・終)~よりよい地球社会の実現に向けて~

 

公安警官からIAMプラクティショナーに転身の山本です。

こちらは「左脳ダウンとニルバーナ体験(Ⅲ)」の続きとなります。

 

 

意図的に右脳が、特に【第4C】が優勢な状態を選択すること。

私が「ホール・ブレイン」を読んでまだ一月にもなりませんが、常に4つの人格を意識することを始めて以来、自らの状態認識と観察、そして在りようの選択が以前よりも遥かに明晰かつスムーズになったと言う事ができると思います。そして改めて思うことは、IAM/ライオンあくび(IAMのセルフケア版)によって【第4C】状態へのギアチェンジができるということ(短期的変化)、そしてこれを継続することによって右脳優勢、あるいは【第4C】優勢の時間が長くなってゆくということです(長期的・恒常的変容)。

 

口を大きく開けてみてください。

そしてその時に何を感じているか、何を思っているのか観察してみてください。口を大きく開けただけでも、思考が止まってしまうことに気が付かれるはずです。そして、何か心地よいものが頭の中心部分から身体の方へ降りて来るという感触があると思います。

 

それもそのはず、先に何度か言及させていただきましたアンドリュー・ニューバーグ博士らは、

 

の中で、大きく口を開ける動作を10回程度繰り返すだけでも、大脳新皮質の前頭葉(思考を司る部分)の過剰な活動が静まることを明らかにしています。ちなみに同書の共著のマーク・ロバート・ウォルドマン教授は、YouTube動画などで自ら実演しています。

 

 

IAM/ライオンあくびは、思考いっぱい、不快感(怒り・不安)いっぱい、つまり左脳優勢(特に【第2C】優勢)状態の時、まずは瞬間的にそれをストップし右脳優勢状態へと移行する足掛かりとなってくれるのです。テイラー博士が90秒のルールの中で説明していた「一時停止ボタン」として、状況が許すのなら口を大きく開けてみるというのも呼吸と並んでかなり手堅い選択肢であることは間違いありません。

 

しかし一時的に思考が止まるだけでは意味がないじゃないか、と思われる方もいらっしゃるでしょう。

ニューバーグ博士が【第4C】をこのように説明していることに注目してください。

以下はこちら

 

で以前掲載させていただいた「ニューバーグ博士による2種類の『悟り』」の概要です。

■悟りには「大きな悟り」と「小さな悟り」とがある。

■「小さな悟り」~突発的に起こり得る、あるいはスポーツや瞑想・精神的な修行中など、何かに熱中している時に起こり得る、一瞬の深遠な意識の変容。「何かに身を任せた感じ」、「感覚が明晰になり認識が新たになる」、「驚異的に強烈な体験」、「すべてとの一体感」、「つながり、ワンネス感覚」などはここに含まれる。

■「大きな悟り」~様々な宗教にも見られる概念で、修行などによって到達できる理想的な意識レベル。これを得るのは至難の技だが成し遂げれば恒久的で、超人的な能力を発揮することもできる。小さな悟り体験には含まれない「信条や人生観、目的意識が突然、恒久的に変わる」が含まれる。

そして

「小さな悟り」を積み重ねるほど「大きな悟り」に到達しやすくなる。

 

IAM/ライオンあくびの大きな特徴の一つはその不可逆的性質です。

 

IAMによるシンプルかつ自然、しかし精妙な動きにより、間脳(等)から流れるエネルギーの源が一度開栓(厳密に言えば再開栓)されれば完全に元に戻るということはありません。コツコツとセルフケアを自分で継続していくことで、地味ですが確実に心身の天気模様が変化していきます。IAM開発者・駒川先生は昔よくこんなことをおっしゃっていたものです。「お客さんには最初の頃こそ心理状態とかを記録させるといいよ。(IAM/ライオンあくびを)続けていくと、いい状態があたりまえになるから、本人も何が変化したのかそのうち分からなくなっちゃうんだよ。」

 

これは全くその通りということができます。私自身、IAMの世界に足を踏み入れるまでは朝目が覚めれば「ああ、早く人生終わればいいのにな」と思っていたものです。

そして、常に「はやく終えたい。はやくあの世に帰りたい。」と考え続けることが、世の人のデフォルト状態なのだろうと平然と考えていたのです。外向きは明るく楽しく、仕事も家庭もうまくいっていたにも関わらず(詳細)。

 

あの頃の圧し掛かるような重い感じと、何よりも生きている実感のない空虚感を思い出すことは、記憶として思い出すことはできても感覚として再現することはもうできません。そしてその後も、そして今現在も、様々な内的探索が進んでいます。

地味だけど底知れないIAM/ライオンあくび。

 

※2020年実施のIAMご紹介セミナー用スライドから

 

「小さな悟り」が積み上がっていく記録については、これまでも当IAMAホームページで諸先輩方がご報告してきたほか、

私自身もいくつかシェアさせていただきましたが(以下)

 

■IAMにより心情の激変。離婚・転職が同時に(リンク

■IAMによりストレス性じんましんが沈静化(リンク

■IAMによる心理的・認知的変化(男性陣編)(リンク

■IAMによる高次の意識体との邂逅体験(リンク)、2(リンク

■IAMによるエソテリック系ご報告・歯科医師談(リンク

■IAMによる啓示。そしてその現場確認状況(リンク

■IAMによる潜在能力解放一例(リンク

■IAMによる脳パフォーマンスbefore/after実験結果(リンク

■IAMによる恒常的な明晰化(リンク)、2(リンク

■IAMによる最近のエソテリック系報告(リンク)、2(リンク)、3(リンク

 

それらに共通して言えることは、自分でも気づかぬほど自然に、左脳的理論では到達し得ない意識領域に足を踏み入れるという事象…いいえ、

これはもはや事件です。日々の密やかな、意識領域における精妙な事件の積み重ねがある日大事件を引き起こす。

 

密やかな事件というのはIAM/ライオンあくび体験者なら多かれ少なかれ誰しも体験していくことになります。

例えばこういうこととか(リンク)、自分の境目が消え真っ暗な穴に落ちるとか、非常に高密度な紫や青の光が来るとか、まるで映画を観るように鮮明な脈動する幾何学模様を見るとか、目を開けても奇妙なものが見える、等々。そうした、ちょっとした不可解なことが日常的になっていきます。初めてIAMを受けた際に特異な体験をする方もよくみられます(過去生を見る。幽体離脱する。出生前記憶を見る、神と繋がる、など)。

 

古い記憶が甦って来る、というご報告も多いです。

私は高校生~大学生の頃(つまりまだ稼ぐ苦労のなかった頃😅)毎朝その日見た夢を記録していた時期がありました。これはやり始めると夢をいくらでも覚えていられるようになり非常に役立っていたのですが、社会人になると忙し過ぎてとてもそんな悠長なことが出来なくなってしまったのでした。

 

しかしその頃の夢の記憶が、最近になって「あれはそういうことだったのか。」と思い出されることはよくあります。例えば、高校生の頃に見た夢です。夢の中で自分は小学生で、青空のような水色一色の世界で、担任の先生に将来はこんな仕事をすると話していたのですが、IAMという言葉こそ出なかったもののそれを形容する表現がちりばめられていたのです。

 

その他、そうした夢を介した別次元、無意識世界との繫がりもIAM/ライオンあくびで復活・強化されるという感触も得ています。

 

例えばやはり学生時代に見た夢。

数千年前に(?)森の中の小型のピラミッド状の建造物の頂上に何かの目的でクリスタルを設置したという記憶がある一方、夢を見ている「現在」それがもはや必要なくなったので「取り去らなければ」と思い、それを撤去するという夢がありました。

 

※2000年7月5日の記録から

 

クリスタルを設置した時は通常のピラミッド状の構造物だったのに、それを撤去した後に降りようとしたら、八面体の下半分のような構造物になっていたことが不思議でした(しかしこれはずっと後《2015年頃》になってから、ヘミシンク系のワークショップに参加した際にピラミッドとはそもそも八面体構造であることを知ることとなり納得したのでした)。ただ、その場所というのが不明瞭だったのです。

 

その後、2008年にドランヴァロ・メルキゼデク氏の「サーペント・オブ・ライト」を読んだ際に、特定の目的のためにクリスタルを設置したり撤去したりするという南米での話を知り、何か親近感というか、既視感のようなものを強く感じたのでした。そしてそれにマヤ文明が関わっていたことで、かつて見た夢の焦点が絞られたような感じがしたのでした。そして同時に、マヤ文明に出て来る神々の夢を頻繁に見ていた事が思い出されたのです。

 

そしてIAMに関わるようになってから、そちらの、つまりマヤ文明と関わっていた自分の意識体の一部を感じる瞬間が増えてきました。日常生活で感じることもあれば、ライオンあくびの後に目をつぶって座っている時などにやって来ることもあります。

 

同じことがクジラについてもいう事ができます。

「左脳ダウンとニルバーナ体験(Ⅲ)」中で、自分の【第4C】の入口はどうしてもクジラになると書きました。

このクジラについても、IAMへの関わりと共に戻って来たものたちの一つなのです。

 

私は思い出せる限りのかなり小さな頃から自分がクジラとして海を泳ぎ回ったり、息継ぎをしたり、沢山の小魚たちを丸飲みにしたりする夢をかなりの頻度で見ていたのですが、ある時(1997年)ピンク色がかった不思議な時空の海に見渡す限りクジラが集合している空間に浮いていたことがありました。

 

 

 

これは強烈な印象を残しました。学生時代の図画工作や美術の時間など、右脳的感覚に意識を集中すると常にクジラが出て来るため、海の中とかクジラを描いたものがたくさんあります。

 

クジラの声やリズムは、大きな雲がちぎれて形を変えていく時に感じる独特の音やリズム感にそっくりで、そうしたことを夢想することで私は昔から自分の内面に入る(=【第4C】に入る)ことをしていたのです。

IAMを仕事として始めるにあたり、そのことはそのままロゴの中に刻印されました。

 

 

クジラたちの中に私の家族があり、中でも姉にあたるとても聡明なクジラがいます。

これはIAMを始めるようになってから積極的に登場してくる…というか、非常に長い時間何か深遠な話をしてくれるのですが、その内容は例によってこちらの世界に持ち帰ることができません。いつかもっと思出せればいいと思います。また、私にはそうした、失われた記憶を思い出したくてIAMに関わり続けているところもあります。

 

他にも持ち帰れなかったもので特に残念なのが、あちらの世界で流れていたとても心地よい、しかしシンプルな音楽です。起きた直後は覚えているのですが、5線に残しておかなかったためにどうしてもはっきりと思い出せません。ちょっと聞くだけで不思議と懐かしく落ち着く、いい曲だったのに。

 

「山本さんの声はクジラの周波数が入っている。」とおっしゃったクライアントさんがいました。いつか機会があれば、どこかで科学的に計測してみたいと思っています。クジラや魚人とのつながりを指摘してくれた霊能者はたくさんいます。私にとって、それは極めて自然なことです。

 

そうした、【第4C】へ移行する入口となるような感覚やイメージは、誰もが非常に個人的なものとして持っています。しかし多くの場合完全に忘れ去られていたり、無視されています。

 

IAM/ライオンあくびを継続していくことで、それがより鮮明になっていきます。鬱積した負の感情エネルギーも、ごく自然な形で昇華されていきます。自分でそうした体験を積み重ねてきたからこそ、このシンプルな手段をより多くの人に知って欲しいと思うのです。

 

IAM/ライオンあくびとは、言わば思考センター【左脳領域】からハートセンター【右脳領域】へと自然と切り替えてゆくメソッドであると(リンク)以前にも述べさせていただきましたが、

 

 

「それまで考えもしなかったようなこと、見たこともないビジョン・記憶にアクセスするようになり、何よりも自分の生き方・あり方について真剣に考えるようになった」というご報告は、左脳の合理的思考では到達し得ない【第4C】意識の賜物だということが出来ると思います。 

 

 

ここでやや脱線となりますが、ちょうど一昨日、そうした【第4C】へ移行するメソッドの一つを研究しているあるドクターからこんなお誘いを受けましたので、以下ご紹介させていただきます。

アイス・バス。2℃の水に入るというものです😅

白鳳の食事指導をしていた山田豊文先生も言及しておられましたが、生き物は極限状態になると心身共に目覚めるのです。

 

 

向かって右がそのドクター、千葉県の東金整形外科の院長さんの佐藤進一先生です。元々瞑想イベントでお会いし、過去には駒川先生によるIAM施術会(BSセラピー時)にもお越しくださったのでした。東金と言えば●県警察学校があり、そこのすぐ傍で開業されているということで

「警察学校の学生たちが度々『あの~加療2週間とか診断してくれるといいんですけど~🙏』とか言ってくるんだ」と私としてはなかなか笑えない話をしてくださったことで親近感がわいたのでした。直近では10月8日(詳細)、10月22日(詳細)、11月17日(予定)にワークショップがあるそうです。禁忌はてんかん・パニック障害・レイノー病。

 

さて、今回でやっと、うどんのように伸びってしまったこのテーマのブログもお終いに出来そうです。その前にもういくつか、個人的に興味深いと感じていることをお伝えさせていただきたいと思います。

 

以前にインド系米国人のディーパック・チョプラ医学博士に師事したことがありました。海外で開催されたある瞑想系のイベント/Seduction of Spirit(リンク)で、チョプラ博士がこんな話をしておりました。

 

2019年7月。ちなみに、IAMは海外の方に非常に好評(慢性的な腰痛が解消)だったのですよ!後日譚(リンク)

 

人のストレスの大きな要因とされている「von economo neurons」という神経細胞は3歳程度で発達し始め、「自分と自分以外」という分離感や客観性を司るとされているそうですが、

これが瞑想など(もちろんIAMも含まれるでしょう)意識を拡大するメソッドを習慣化することで、その働きを抑制させることができるそうです。この博士はスピリチュアリティや意識の働きとアカデミズムとを繋げることができるような研究をしている一人であり、その一部をChopra Foundation(リンク)から見ることができます。

 

彼のこうした研究も、アンドリュー・ニューバーグ博士らの研究同様、今後ますます注目されてゆくこととなるのでしょう。

 

余談ですが、私に初めてBSセラピー(IAMの前身)を施術してくださった非常に鋭敏な感性をお持ちのとても素晴らしい先輩(現在育休中)がいるのですが、その方が以前に息子様がエネルギー的に初めて「自我」を主張した瞬間を捉えた時の衝撃と寂しさについてFbで語られていたことが印象的でした。ぴったりと自分のエネルギーと重なっていた息子さんが、ある時突然言語によらず「ぼくは!」と主張した瞬間が分かったというのです。

 

ルドルフ・シュタイナーの本のどこかの中でも、その瞬間を記憶している男性の話が出てきたと記憶していますが、私たちは生まれた後に【第4C】のワンネス状態から自我という形で二重の分離(母体から、そして宇宙意識から)を体験しているのです。

 

IAMの別の先輩も(石井正一先生《リンク》)先日そんな話の中で「今ここ文化」とも言える「ピダハン族」について教えてくださいました。過去も未来もなく、現在しか認識のない、自他との境界も曖昧な、他に類のない文化です。

 

 

さて、チョプラ博士と言えば、彼のバタフライ効果への言及が忘れられません。

 

「意識を拡大するメソッドはその動機が何であれ、自分自身のみならず、あなたの周囲の人々にも多大な恩恵がある。意識を拡大化するテクニックを習慣的に行う人の数が一定の数(critical mass:臨界点・最小人数)を超えた時、平和と思いやり、そして調和の世界へと地球規模的変容が起こる。」 

 

そして、そのcritical massをチョプラ博士は10億人程度と予測しています。地球上の人類の数を多めに見積もって80~100億人とするなら、

つまり世界人口の10人に一人がIAM/ライオンあくびや瞑想その他、意識を変容・拡大化させる習慣を持つことで全人類がシフト(次元上昇/アセンション)すると予言しているのです。

 

こうした発想は再び、覚者・テイラー博士と同じものです。

「内なる安らぎと共感の回路【=第4C】を動かせば動かせるほど、より多くの平和と共感が世界に発信され、結果的により多くこの地球上に広がるでしょう。(奇跡の脳P219)」。そしてそうした個人が増えていくことで、地球人類の種としての進化とそれに伴う個人、共同体、そして地球規模での平和の達成を予言しているのです。

 

そうした一人としてただ在るだけでも、今の地球にどれほど貢献できるでしょうか。

あなたの「事件」のご報告。いつでも楽しみにしております。

「よりよい地球社会の実現に向けて」これはIAM開発者・駒川先生の言葉です。スライドは2020年IAMご紹介セミナーから。

 
 

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